残業なしの歯科衛生士求人ってどんな歯科医院?

残業なしの歯科衛生士求人

【残業なしは求人における人気条件のひとつ】

歯科衛生士が歯科医院で勤務する場合、多かれ少なかれ残業はあるもの、というイメージが強いと思います。

むしろ、残業があまりにも多い、残業代が支給されない、などといった理由で歯科衛生士が退職することも多いでしょう。

しかし、中には残業の少ない歯科医院や、残業なしの歯科衛生士求人もあります。

歯科衛生士の残業なし、残業ゼロといったことを謳っている歯科医院の実態はどのようになっているのでしょうか。

また、そのような歯科医院や、求人における特徴などはあるのでしょうか。

「残業なしの歯科衛生士求人ってどんな歯科医院?」の目次

本当に残業がないの?
どんな歯科医院の求人が残業なしなの?
残業なしの歯科衛生士求人は見つかる?
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「残業なし」は本当なの?

仕事あがりにお買い物

【残業なしなら仕事帰りにショッピングも】

残業なし、残業ゼロといったことをアピールしている歯科医院では、本当に残業がないのでしょうか?

実際にはいくつかのケースに分けることができます。

本当にないケース

もっとも歯科衛生士にとって喜ばしいのは、当然、本当に残業がないケースでしょう。

理論上は何かしらのトラブルなどが起きれば、将来にわたって絶対ないとは言い切れないでしょうが、方針としても、実績としても本当にさせていない、という歯科医院もあります。

「残業あまりなし」であるケース

残業がまったくないわけではなくても、あまりないことをもって「残業なし」を謳う歯科衛生士の求人もあります(それが良いかどうかは別問題ですが)。

また、この「残業あまりない」についても、

  • 1日30分も40分も残業があるということはなく、あっても定時に近い時間で帰れるという意味の「あまりない」

である場合と

  • 残業はせいぜい月に1回くらい、めったに発生することはないという意味の「あまりない」

とがあります(もちろん両方であることもあります)。

「残業なしが本当はいいけど多少ならよいかな」、「残業が少ない求人がいいな」という考えの歯科衛生士さんは、自分がどちらの意味の「あまりない」を希望しているのかを整理してみるのもよいかもしれません。

本当はあるケース

求人広告には残業なし、残業ほぼなしなどといった記載があるにも関わらず、実際に入職してみると残業があった、という歯科医院もありますので注意が必要です。

また、歯科衛生士の採用があと2名できたら残業しなくてよくなる、などの条件付きで残業をなくしていこうという歯科医院もあります。

「残業なし」の歯科医院の求人とは?

訪問歯科の仕事

【残業なしの訪問歯科医院も】

歯科衛生士の残業なし、残業ゼロという求人は、どのような歯科医院なのでしょうか。

歯科衛生士がたくさんいる歯科医院

患者数、仕事量に対して、歯科衛生士の人数を十分にそろえている歯科医院については残業なしになりやすいといえます。

ただし、トータルの仕事量は十分こなせても、勤務終了時間ギリギリでも患者が来院したり、診療終了後の業務が多かったりする歯科医院の求人では残業が発生することも。

完全予約制の歯科医院

残業なしの歯科衛生士求人の代表格のひとつがこの完全予約制歯科医院です。

診療時間終了ギリギリに急患がくることもありませんし、あらかじめその日の来院スケジュールと治療内容の計画もできています。

当然、歯科衛生士の業務スケジュールも計画されますので、急な残業が発生することがないという歯科医院もあります。

また、完全予約制ではなくても、終了時間ギリギリの予約外は受け付けない、という歯科医院であれば、やはり残業なしになりやすい傾向があります。

ただし、完全予約制であっても痛みが強かったり、前歯の仮歯がとれたなどの早急な対処を必要とする患者さんが来た場合には予約外でも対応するという歯科医院もあります。

予約制=100%残業なしとは言えませんので事前にしっかり確認しておきましょう。

訪問歯科

予約制と同様に、訪問歯科もあらかじめ計画がしっかりなされているため、残業なしを実現している歯科衛生士の求人も少なくありません。

しかし、訪問終了後に事務所に戻って事務作業をしなければならず、逆に残業がけっこう出てしまうという歯科医院もあります。

シフトの調整

早番、遅番、遅い時間のパートタイムなどをうまく活用し、残業をなくしている歯科医院もあります。

しかし、いろいろなシフト勤務で働く必要があるなど、他の部分でストレスを感じる歯科衛生士さんもいるようです。

診療時間が短い

単純に診療時間が短い場合、残業なしであったり、そもそもの勤務時間が短い場合などもあります。

決して多くはないパターンですが、特に東京や大阪などの都心部では診療時間は長くなっている傾向にあり、なかなか診療時間が短い歯科医院の歯科衛生士求人を見つけることはできません。

院長のポリシー

院長の考え方、ポリシーによって歯科衛生士に残業をさせない、という歯科医院もあります。

理由は残業代を払いたくないところからワークライフバランスの向上、離職の抑制などさまざまでしょう。

「残業なし」の歯科衛生士求人はあるの?

白衣の歯科衛生士

【残業なしの求人を発見!】

さまざまなパターンはありますが、残業なし、残業ゼロといった歯科医院の歯科衛生士求人はないわけではありません。

残業ほぼなし、残業少ないといったラインまで広げればなおさらです。

しかし、当然そういった求人は転職活動をしている他の歯科衛生士にも人気が高く、募集がすぐなくなってしまったり、1名の募集枠にたくさんの歯科衛生士の応募があることもあります。

また、残業がある歯科医院の求人と比べると残業代がないことはもちろん、給与そのものも低めに設定されている傾向があります。

今勤めている歯科医院では残業があって、そこから残業のない歯科医院への転職を考えている歯科衛生士はその点を十分検討しましょう。

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監修者:藤多久仁子

歯科衛生士 (2009年免許取得)

キャリアエージェントとしての勤務経験もあり、歯科衛生士の転職サポート実績も多数。

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