歯科衛生士にとって「ボーナスをもらって転職する」というのはどうなの?

ボーナスもらって転職、は歯科衛生士にとって正解?

【ボーナス時期には歯科衛生士の転職が増える?】

歯科衛生士の離職率は低くなく、10数パーセントであると言われています。

実際、歯科医院にとって歯科衛生士不足は深刻であり、歯科衛生士の求人は常に出ている状況だと言えるでしょう。

そういった事情もあり、よりよい待遇や環境を求めて歯科衛生士が転職活動を行うことは不思議ではありません。

歯科業界に限らず、転職は毎年4月が最も多い時期ですが、次いで多くの転職が行われる時期のひとつが「ボーナスをもらった後」です。

そこで、ボーナス後の歯科衛生士の転職についてのメリット・デメリットや転職活動におけるスケジュールのポイントなどをまとめました。

「歯科衛生士にとって「ボーナスをもらって転職する」というのはどうなの?」の目次

ボーナスはいつもらえる?
ボーナスと転職活動
おすすめの活動スケジュールとは?
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ボーナスの支給時期は?

ボーナスの支給時期

【ボーナスはいつもらえる?】

ボーナスの支給時期や回数については歯科医院によってさまざまです。

最も多いパターンは夏冬の年2回でしょう。
公務員のボーナスが毎年6月30日と12月10日に支給されるため、民間の企業や歯科医院などの医療機関も6月~7月に夏のボーナス、12月に冬のボーナスを支給することが多いようです。

該当月の給与と合わせて支給するというケースも多いでしょう。

また、決算月(期末)に業績などに応じてボーナスを支給するという歯科医院もあります。

ボーナスをもらってからの転職

ボーナスをもらう

【ボーナス時期の後には転職する歯科衛生士が増える?】

ボーナスをもらって転職するメリット

ボーナスをもらってから転職するメリットは、なんといってもまとまった金額をもらえるという経済的なメリットです。

基本的にボーナスは全額支給されるか、全く支給されないかのどちらかです。
ボーナスをもらう直前に退職したとしても、ほとんどの場合は1円ももらうことができません。

せっかくなのでもらってから辞めたいという歯科衛生士さんが多いことも無理のない話でしょう。

ボーナスをもらって転職するデメリット

逆にデメリットは何でしょうか?

ひとつには、同じようにボーナスをもらって転職しようという歯科衛生士が増えるため、求人への応募倍率が上がるという点があります。

歯科衛生士の求人が全くないという状況にはならないでしょうが、条件が良かったり、魅力的な環境の歯科医院の求人が埋まってしまったり、1名の枠に複数名の歯科衛生士が応募してくるケースなどは増えてしまうでしょう。

また、「ボーナスを待って辞めた」ということが露骨にわかってしまうこともありますので、退職時に気まずくなったり、トラブルになるケースもなくはありません。

「もうやめるんだからどう思われてもかまわない」と考える歯科衛生士さんもいるでしょうが、退職時にトラブルになり、なかなかやめられなかったり、次の職場での就業に支障が出るようなことがあってはいけません。

円満に退職できるように、上手にコミュニケーションをとるよう心がけましょう。

ボーナスをもらって転職する際の注意点

ボーナスをしっかりもらい、無事に転職活動を成功させるためには段取りが重要です。

特に、「退職を早く伝えた結果、支給の対象外にされた(あるいは査定がマイナスされた)」というケースや「在籍中であれば有休消化中でも支給されると思っていたがもらえなかった」などというケースが代表的なトラブルです。

いずれも一般論としてはちゃんと支給すべきという話なのでしょうが、院長先生がそうしてくれないという可能性も考えておく必要があるでしょう。

どのようなスケジュールで活動すべきか

ボーナスの計算

【いろいろ計算して転職活動をスケジューリング】

ボーナスをもらう時期、辞めると伝えてから実際に退職するまでの期間、次の職場への就職時期をしっかり把握し、転職活動を行う必要があります。

特に、辞めると伝えてから退職できるまでにどれくらいの期間が必要なのかわからないと就職活動がスムーズにいきません。

雇用契約の内容や、以前に辞めた歯科衛生士さんがどれくらいかかったのか、などを確認し、無理のないスケジュールを設計しましょう。

  1. 次の職場を決める
  2. ボーナスを支給される
  3. 退職の意思を伝える
  4. 次の職場に就職する

という順序が理想的ですが、そのためには「退職の意思を伝えてから実際に辞められるまでの期間」を把握しておき、そのうえで次の職場の入社時期を決める必要があるのです。

次の就職先の歯科医院としても、入社の時期が未確定であったり、内定後に変更になることには難色を示す可能性が高いですので、しっかりとスケジューリングを行いましょう。

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監修者:藤多久仁子

歯科衛生士 (2009年免許取得)

キャリアエージェントとしての勤務経験もあり、歯科衛生士の転職サポート実績も多数。

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