驚きの【ブラック歯科医院】情報まとめ
【ブラックな労働環境で働く歯科衛生士も】
「驚きの【ブラック歯科医院】情報まとめ」の目次
歯科業界のブラック事情
驚きのブラック歯科医院エピソード
ブラックの可能性がある歯科衛生士求人
ブラック歯科医院のさらなるデメリット
ブラック歯科医院は直らない?
「驚きの【ブラック歯科医院】情報まとめ」の関連コンテンツ
歯科業界の【ブラック】事情とは?
【ブラックな職場に驚く歯科衛生士】
ニュースなどでよく聞く「ブラック企業」。
世の中には歯科衛生士さんにとっても「ブラック歯科医院」と呼べるような危険な職場や求人があるのも残念ながら事実です。
そこで、みなさんが「ブラック歯科医院」に就職、転職されないよう「ファーストナビ」では歯科衛生士の方々からお聞きした体験談をもとに実際にあった「ブラック歯科医院」の事例と見分け方をご紹介します。
本当にあった!驚きの【ブラック歯科医院】エピソード
求人票や、面接時に聞いていた条件と全然ちがう!
「聞いていた給料より月額で数万円も安かった」、「ボーナスありと聞いていたのに支給の実績がまったくなかった」、「週休2日と聞いていたのに実際は1.5日」、、、などなど。
中には車通勤OKと聞いていたのに入社後禁止されたケースもあるようです。
パワハラ、セクハラがひどい
「無茶な指示を出してはできないと怒鳴る」、「思い通りにいかないと物を投げる」
ひどいところでは手を挙げるケースもあり、「怪我をしないうちに辞めました」という方もいらっしゃいました。
また、下ネタを言う、触れてくる、中には愛人のお誘いまで、、、。パワハラ・セクハラが原因で退職したという声も少なからずあるのが現状のようです。
歯科衛生士業務と関係のない仕事をさせられる
歯科医院では、受付や歯科医院内の掃除などの業務を歯科衛生士さんにお願いするというところがよくあります。
スタッフの人数が少ない歯科医院では、衛生士業務だけでなく医院の運営上必要な業務を皆で協力して行うのは、理解できるところかもしれません。
ただし、中には、「歯科医院が医院兼院長の自宅で、自宅部分の掃除もさせられる」、「お使いに行かされる」、さらには「飼い犬の散歩をさせられる」なんていう信じられない話もありました。
お局スタッフが権力を握っている
院長以外のスタッフの権力が強いという歯科医院も中にはあるようです。
「先輩衛生士さんが希望の休みを取らせてくれない」、「開院当初からいる受付スタッフの顔色を伺いながら勤務している」そんなスタッフに対して、「院長も何も言えないんです」という声もありました。
また、院長夫人が働いているという歯科医院は多いですが、中には「愛人の方がいて気まずすぎて辞めました」という方も。
とにかく休めない
歯科医院では、限られた人数の歯科衛生士や他の職種のスタッフで仕事を回していますので、急に休むと職場に迷惑がかかるというのは、事実だと思います。
多くの歯科衛生士さんは急に仕事を休まなければならなくなった場合、申し訳ないと思いつつもやむを得ずお休みをしていることと思います。
しかし、「前もってお願いしても休めない(もちろん有給の消化も許されない)」、「熱が39度あっても休めない」、「親族に不幸があっても休めない」、「友達の結婚式があっても休めない」、「インフルエンザと診断されても休めない」という恐ろしい職場も。
せめてインフルエンザのときは休んでもらわないと職場のスタッフも患者さんも大変なことになるのでは。。。
ブラック歯科医院というレベルを超えて、医療機関として問題ありありですね。
衛生管理がヤバイ
勤務先の衛生管理が受け入れられずに転職を決意する歯科衛生士さんも意外といます。
グローブや歯磨き指導につかう歯ブラシの使いまわし、ハンドピースの滅菌方法など、しっかりした衛生管理がなされていない歯科医院に嫌気がさすケースも多いようです。
衛生管理がしっかりなされていない歯科医院は、患者さんに対しての不利益はもちろん、そこで働く歯科衛生士や他のスタッフの感染症等のリスクも当然高めてしまいます。
常識的な衛生管理がなされていない歯科医院は「ブラック歯科医院」と認定してよいでしょう。
仕事で使う消耗品を自腹で買わされる
自分で使うマスクやグローブを自分で買って持ってこい、という歯科医院もあるそうです。
それほど大した金額ではないのかもしれませんが、今までは職場の歯科医院で用意してもらっていて、なおかつ仕事で使うもの、となると抵抗があるという意見にもうなずけますよね。
労災保険、雇用保険に入っていない
歯科医院は健康保険、厚生年金に加入していないというケースは珍しくはないんですが、労災保険、雇用保険に加入していない場合は注意が必要です。
労働保険(労災保険と雇用保険)については、フルタイムの従業員を雇用する場合には加入する義務がありますので、労災保険や雇用保険に加入していない歯科医院は、労務関係で問題を抱えている可能性があると思われます。
なお、職場が労災保険に加入していないと勤務中や通勤中に怪我をした場合などに保険の給付を受けることができません。
雇用保険に加入していない場合には、失業保険の給付を受けることができない、等のデメリットがあります。
大量のサービス残業
多くのサービス残業が常態化している歯科医院もあります。
残業があること自体は一概にブラックだとは断罪できないかもしれませんが、サービス残業となればこれは立派なブラック歯科医院と言えるでしょう。
終業時間になっても帰れない(かつ残業代が出ない)だけではなく、始業時間よりも大幅に早い出勤時間を要求したり、掃除や準備、後片付けなどを業務時間にカウントしないなどのケースも問題があるといえます。
要注意!こんな歯科医院はブラックの可能性アリ
【ブラックの可能性が高い歯科医院の特徴】
求人の給与条件が異常に高い
たまに見かける驚きの高給与な歯科衛生士求人、転職する気がなくてもつい見ちゃいますよね。
ただし、気を付けないと「近所に悪評が伝わって求人を出しても歯科衛生士さんが集まらない」、「実際にはそんなに払ってくれない」なんていう可能性もありますので注意が必要です。
また、歩合給の比率がやたらと高かったり、よくわからない手当てがいろいろあって給料が高く見えていたりする場合には、なんだかんだと支払われずに約束の給料がもらえない、というケースもあるようです。
もう何年も歯科衛生士の求人が出っぱなし
歯科衛生士さんがすぐに退職して定着していないのであれば、「ブラック歯科医院」の可能性大です。
しかし、実は患者さんが増え続けていて歯科衛生士さんの増員を考えていたり、働いている歯科衛生士さんの負担を減らし休みを増やしたりするために募集している「ホワイト歯科医院」の求人である可能性もあります。
歯科衛生士の募集を出している理由が増員なのか、欠員なのか、また歯科衛生士が退職する理由は何かが、ブラックかホワイトかを見極めるポイントになりますのでしっかり確認する必要がありそうです。
面接がいい加減、すぐに来て欲しいと言う
面接のはずなのに、詳しい業務の説明も条件の提示もなく、履歴書をサッと見ただけで終了。 こちらの話も十分に聞かずに「いつから来れるの?」と、どんどん話だけ進んでしまうというケースもよく聞きます。
「誰でも良いの?」とつい疑いたくなってしまいますよね。 しかも、それで辞退したら怒られるなんていう話もあれば、断り切れずにそのまま入職してしまった方もいらっしゃるようです。
こうした医院は、結局入職後に条件が違うなどとトラブルになることも多く、「あれ?」と疑問を感じたらしっかり考えて断る勇気も必要です。
いかがでしたか?
ブラック歯科医院の求人を見極めるためには、歯科医院の内情や採用条件などをしっかり確認していく必要があります。 そのためには、面接の際にしっかり質問したり、見学の際にスタッフの方に質問したりすることをオススメします。
また、入職前にきちんと書面で条件を確認しておくのが安心です。
書面で提示してくれないところは入職を考え直すのも一つかもしれません。
さらに、ブラック歯科医院にはこんなデメリットも。。。
【ブラック歯科医院で働くことで更なる悲劇が】
辞めさせてもらえない
「こんなブラック歯科医院辞めてやるっ」と意を決して院長に退職の意志を伝えます。
これでやっと解放されるかと思いきや、ここからトラブルになるケースも実は意外と多いのです。
「ダメ、辞めさせない、認めない」ととにかく話を進めてくれないのはまだ序の口。 「ふざけるな!」と恫喝したり、「○年間は辞められない契約になっている、違約金を払わなければ辞めさせない」などと脅して退職をさせまいとすることもあるようです。
退職決定後の勤務に対しての給料が支払われないというトラブルも耳にしたことがあります。
ブラック歯科医院は人が採用できなかったり、定着しなかったりと常に人手不足になりがちですので、歯科衛生士が辞めようとすると、あの手この手で引き留めてくることが多いようです。
昇給しない
ブラック歯科医院で頑張って勤務を続けてみても、報われないことが往々にして起こります。
「1年たったら昇給する」、「最初は給料が安いけど、慣れてきたら給与を上げる」、「業績に応じてボーナスを払う」。
最初に交わした口約束はアッサリと裏切られてしまいます。
勇気を出して確認してみても、なんだかんだと理由とつけてかわされてしまうことも多く、なかなか給料が上がらない歯科医院もあるそうです。
中には20年間1度も昇給したことがない、なんていう話も聞きます。
評判が悪く、人が増えない
「スタッフさえ増えれば負担が軽くなって職場環境がよくなるはず、それまでの辛抱」と思って頑張る歯科衛生士さんもいます。
しかし、地域の歯科衛生士に「あそこはブラックだから」という評判を立てられてしまうと、なかなか思うようにスタッフを採用することができません。
募集はずっとでているものの、応募がまったくないような状況になってしまうと、歯科衛生士をはじめとする新たなスタッフを採用して今いる職員の負担を軽くすることもできません。
自分だけじゃ見極められるか不安。。という場合は
直接自分では聞きずらい、、という場合には、紹介会社を利用してコンサルタントに確認してもらうこともできます。
条件や募集理由の確認、入職前の条件の書面提示、また実際に面接に行って合わないなと感じた場合には みなさんに代わって歯科医院へお断りの連絡も。
- 「よさそうな歯科衛生士の求人を見つけたけど、本当に大丈夫かな?第3者の意見も聞いてみたい」
- 「一度失敗してしまったので、次はしっかり見極めて就業先を決めたい」
など相談をご希望の方は、お気軽に「ファーストナビ」にご登録、お問い合わせください。
どうしてブラック歯科医院はブラックなままなの?
【ブラック歯科医院からの脱却は難しい?】
ブラック歯科医院は、どうしてホワイト歯科医院に変わらないのでしょうか?
院長だって、本当は歯科衛生士にも患者にも、評判の良い歯科医院を経営している方がよいと思うのでは?
と考える方もいることでしょう。
実は「変わるつもりがない」歯科医院と、「変わることができない」歯科医院とがあります。
つまり、ブラック歯科医院には大きく2つのパターンがあるのです。
それは、言い換えると経営者(院長)が意図的にブラックな経営、雇用をしているパターンと、ブラックにしたいわけではないのにブラック化しているパターンです。
意図的なブラック歯科医院
院長が歯科医院の利益を出したり、自分の収入や財産を守りたいがために、あえてブラックな経営をしているケースです。
安い賃金や長時間労働などで、人件費を抑えつつ、歯科医院としての売り上げを保つことが狙いです。
結果的に残った利益が院長の個人的な利益となっていることが多いようです。
ブラック化してしまった歯科医院
なんらかの理由で一度ブラックな歯科医院になってしまい、その状況から抜け出すことができずにいるケースです。
例えば、
- 歯科衛生士が一度に離職し、人手不足に陥ってしまう
- 残った歯科衛生士に業務負担が集中し、ブラックな職場環境になる
- 新たな歯科衛生士を採用しても、職場環境が悪く定着しない
- 評判も悪くなり、採用もできず、定着もしない
- 残った歯科衛生士にさらに業務負担が集中する
というような悪循環に入ってしまった歯科医院などです。
このような歯科医院であれば、悪い循環を断ち切ることさえできればブラック歯科医院から脱却できるのかもしれませんが、そう簡単ではない、というのも事実なのでしょう。
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