歯科衛生士もオシャレがしたい!でもネイルアートはやっぱりNG?

歯科衛生士のネイルアートはあり?なし?

【歯科医院でのネイルアートについての意見はさまざま】

歯科業界・医療業界においてたびたび意見が分かれるのが「ネイルアートはありかなしか」というもの。

歯科衛生士の養成校などでも、「爪は伸ばさない」、「ネイルアートはNG」と指導している学校も多いと聞きます。

そういったこともあり、実際にはネイルアートをしている歯科衛生士は少数派と言えるでしょう。

しかしながら、「やっぱりおしゃれをしたい、ネイルもやりたい!」、「なんでネイルアートがダメなのかわからない、納得いかない!」と思っている歯科衛生士さんもいるようです。

歯科衛生士のネイルアートがNGと言われている理由や、逆に問題ないと考えている人の意見など、歯科衛生士とネイルについてまとめました。

「歯科衛生士もオシャレがしたい!でもネイルアートはやっぱりNG?」の目次

歯科衛生士はネイルNGの意見
歯科衛生士でもネイルOKの意見
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ネイルアートがNGと言われている理由について

派手なネイルはNG

【歯科衛生士のネイルNGという歯科医院も少なくない】

ネイルアートNG、反対派となっている意見の方が業界内では一般的であるようですが、その理由はどのようなものなのでしょうか?

衛生面でのリスク

衛生面で問題があればやはりNG

爪を伸ばすことによって、グローブに穴があいてしまったり、患者さんの口腔内を傷つけてしまう恐れがあります。

このような事態を回避することは当然、個人のおしゃれよりも重要視されるべきことでしょうから、衛生面でのリスクをはらむようなネイルについてはやめておくべきという意見はほぼ、歯科業界内での共通認識であると言えます。

ストーンが口に当たってしまうことも。。。

傷までつけなくても、ストーンなどの爪の装飾が口に当たって痛いというクレームがあったというような話も聞きます。

このようなケースも、擁護的な意見は多くないでしょう。

患者さんの印象

患者さんはナーバスになりがち

実際に衛生面での問題がなかったとしても、治療に訪れる患者さんがどう感じるかという問題が別にあります。

治療に訪れる患者さんはナーバスになっていることも多く、ちょっとしたことで不安に感じたり、イライラしたりしてしまうこともあります。

そういった場合に歯科衛生士のグローブの上からネイルの色が透けて見えたり、素手のときに派手なネイルが見えていたりすることはあまり印象がよくないかもしれませんね。

ストーンが見える、というクレームも

また、ストーンを付けていて、グローブの上からその部分の突起やふくらみが見える場合に気になったり、その結果不安を感じたりするという患者さんもいるようです。

指先の感覚が鈍る

仕事の精度が下がるのはNG?

ネイルアートをしていることによって、歯科衛生士が業務上必要とする指先の感覚が鈍ってしまうと考えている歯科医療関係者もいるようです。

確かに、歯科衛生士の仕事では手や指の感覚も重要ですので、ネイルアートが気になったり、そのせいで仕事の精度が下がるとするのならばやはり賛成はしづらいでしょう。

マッサージ業務があるとさらに厳しい場合も

また、歯科医院や医療機関にもよるでしょうが、歯茎や歯肉、表情筋などのマッサージを行う場合には、ネイルアートが支障をきたすのでより厳しく禁止されているところも多いと言えます。

ネイルアートはOKという意見について

ネイルはOK?

【問題ない範囲でネイルを楽しむ歯科衛生士も】

逆に、歯科衛生士がネイルアートをしても問題ない、と考えている意見にはどのようなものがあるのでしょうか。

衛生面でのリスクがないから

実害があまり考えらえないケースはOK?

最もよく聞かれる意見は「実際に衛生面で問題があるわけではないのだから(問題のない範囲のネイルアートであれば)よいではないか」という意見です。

確かに、大きなリスクがあったり、極端に長い爪や大きなストーンなどでネイルアートを楽しもうと考えている歯科衛生士ばかりではないですし、実害があまり考えられないというケースもあるかもしれません。

衛生面のリスクがなくても問題は残る?

その場合には、やはり患者さんや職場のスタッフがどう感じるか、という視点が必要になってくるでしょう。

そんなに派手じゃなければよいのでは?

実際、派手じゃなければOKという歯科医院も

極端に派手なものや、業務に支障が出ないと思えるものであればよいのではないか、という意見はある意味もっともなのかもしれません。

実際に、「派手なものじゃなければOK」、「多少はOK」という歯科医院や歯科医師があったりいたりするのも事実です。

派手かどうかの線引きは?

しかし、ここで難しくなってくるのが「そんなに派手じゃない」の線引きです。

歯科衛生士自身がそれほど派手ではないと感じていても、特に高齢であったり、あまりネイルアートになじみがなかったりすると、「すごく派手な爪」と感じる患者さんがいるかもしれません。

また、職場に必要以上のおしゃれをしてくるのを良しとしない価値観を持ったスタッフも、その考え方の良しあしは別としているかもしれません。

そのため、「線を引くのが難しいので全面的に禁止」としている歯科医院も少なくありません。

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監修者:藤多久仁子

歯科衛生士 (2009年免許取得)

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