歯科衛生士が知っておきべきセルフホワイトニングについての知識とは?
【セルフホワイトニング店にも歯科衛生士は必要?】
最近では、歯のホワイトニングを行うことがだいぶ一般にも広がってきており、それに伴って、歯科医院で行う所謂オフィスホワイトニングだけではなく、お客さん自身がホワイトニングを行うセルフホワイトニングの店が増えてきています。
歯科医師や歯科衛生士といった、国家資格を持った専門家の施術ではない分、リーズナブルな価格でホワイトニングを行えることがウリになっており、そういった形態のサービスを歓迎する方も少なからずいるようです。
実際に、友人や家族からセルフホワイトニングについて相談を受けたことのある歯科衛生士さんもいるのではないでしょうか?
セルフホワイトニングとひとことで言っても、実際には価格や内容もまちまちです。
また、歯科衛生士の勤務先としては一般的ではありませんので、あまり内容がよくわからないという歯科衛生士さんもいらっしゃると思います。
歯科衛生士が知っておくべきセルフホワイトニングについての情報をまとめました。
「歯科衛生士が知っておきべきセルフホワイトニングについての知識とは?」の目次
そもそもセルフホワイトニングって何?
セルフホワイトニングの歯科衛生士求人は?
ホワイトニング・審美歯科の歯科衛生士求人を探す
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セルフホワイトニングとは?
【セルフホワイトニングとオフィスホワイトニングの違いとは】
セルフホワイトニングとは、その名の通り、自分自身で歯を白くするための行為を行うこと、あるいはそのためのお店のことです。
なぜ自分で行うの?
歯科衛生士であれば当然知っていることですが、口腔内に触れる行為やブラッシング、ホワイトニング指導などの医療行為にあたる行為は歯科医師・歯科衛生士にしか許されていません。
歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)については、歯科医院には当然歯科医師や歯科衛生士が在籍していますので問題なく指導や医薬品の塗布などを行うことができます。
しかし、国家資格を持っていない歯科助手やエステシャンといった職種の方にはこういった行為をすることができません。
そこで、「無資格者による他者へのホワイトニング行為(違法)」の状態を避けるために「自分自身によるホワイトニング行為(違法とは言えない)」ということを行っているのがセルフホワイトニングです。
なお、自分自身でのホワイトニング行為はセルフホワイトニング店等は当然ながら「適法である」との解釈ですが、歯科医師等の中には「グレーゾーンではないか」との主張もあります。
実際に何を行うの?
使うジェルが違う?
【ひとつの特徴は歯に塗るジェルの違い】
オフィスホワイトニングもセルフホワイトニングも、基本的には歯にジェルを塗ることで歯を白くします。
歯科医院で行うホワイトニングでは、一般的に過酸化水素を含んだジェルを使用します。
また、歯にジェルを塗る役割は歯科衛生士(場合によっては歯科医師)が担います。
しかし、過酸化水素は医薬品であるため、医療機関ではないセルフホワイトニング店では使用することができません。
そのため、多くの場合は重曹など医薬品ではない他の代替物を含んだジェルを使用します。
歯科医院とホワイトニング店とでは、使用しているジェルが異なるということは一つのポイントです。
メーカーやセルフホワイトニング店は医薬品を使わなくても高い効果を出せるように努力をしているとは思いますが、過酸化水素を利用したジェルとはやはり効果は同じではないと言えるでしょう。
セルフホワイトニングでは比較的表面的なホワイトニング、歯科医院のオフィスホワイトニングは内部から白くするホワイトニングだと言われており、セルフホワイトニングはあくまでも「汚れを落として本来の白さに戻す(+光沢等を追加して白く見せる)」ものです。
一方オフィスホワイトニングでは生まれ持った歯の白さ以上に白くすることも可能だと言われています。
一般論としては白さが続くのもオフィスホワイトニングの方でしょう。
自分で行うことに対する不安も
医薬品が含まれているジェルではないとはいえ、自分自身でジェルを塗り、その後の経過を確認することに不安がある人もいるでしょう。
その点、歯科のプロである歯科衛生士がジェルを塗り、その後の口腔内の状況を確認してもらえることに安心感を感じる人も少なくないことと思われます。
万が一口腔内に異常があり、ホワイトニングをすべきではない場合に気付けるかもしれませんし、自覚症状のなかった歯科疾患を見つけてもらえるかもしれません。
セルフホワイトニングに歯科衛生士の求人はあるの?
【歯科衛生士の求人はあまりない?】
歯科衛生士求人が多いとは言えない状況
絶対ないとは言い切れませんが、歯科衛生士を募集・採用するセルフホワイトニング店は多くはないでしょう。
無資格者のスタッフを雇用することでコストを落とす場合が多いためです。
そのため、歯科衛生士としての募集はなくてもスタッフ募集に応募すれば歓迎されることは多そうです(歯科衛生士求人の相場よりも給料が安いかもしれませんが。。。)。
また、中には歯科衛生士が在籍していることで他のセルフホワイトニング店との差別化を図ろうとするセルフホワイトニング店もあるようですので、そういった店では募集があるかもしれません。
オフィスホワイトニングの歯科医院の求人を探すべき?
しかしながら、わざわざあまり多くはないセルフホワイトニング店での求人を探すよりも、オフィスホワイトニングを積極的に行っている歯科医院の歯科衛生士求人を探して応募するほうが、よりよい条件の求人に巡り合える可能性は高そうです。
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