ブランクから復職する歯科衛生士・ベテラン歯科衛生士、私達にも求人ありますか?

ベテラン転職、ブランクからの復職

【ブランクから復帰する際には不安が大きいもの】

「ブランクから復職する歯科衛生士・ベテラン歯科衛生士、私達にも求人ありますか?」の目次

歯科衛生士は若い子の仕事?
ブランクのある歯科衛生士にも求人はある?
どれくらいのブランク期間だと就職に影響するの?
復職・ベテラン歯科衛生士の就活における注意点
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歯科衛生士って、若い子しか働いていないの?

結婚、出産、育児、ライフステージの変化によって退職をする歯科衛生士さんは少なくありません。ではその後、復職して活躍されている歯科衛生士さんはどれくらいいるのでしょうか?

実は40代、50代以上の歯科衛生士さんはとてもたくさん働かれており、その比率は上昇しています。 まさに手に職、歯科衛生士は一生続けることのできる仕事なんですね!

出典:厚生労働省
年齢 平成18年度 就業率 平成26年度 就業率
25歳未満 人数 18,286人 12,614人
割合 21.0% 10.8%
25~29歳 人数 17,754人 19,587人
割合 20.4% 16.8%
30~34歳 人数 13,893人 16,693人
割合 16.0% 14.4%
35~39歳 人数 12,093人 16,701人
割合 13.9% 14.4%
40~44歳 人数 10,228人 17,104人
割合 11.8% 14.7%
45~49歳 人数 7,549人 14,461人
割合 8.7% 12.4%
50歳以上 人数 7,136人 19,139人
割合 8.2% 16.5%

年代別で見ると、20代の割合が大幅に減少し、40代以上の割合が大幅に増加していることがわかります。

50代以上の就業歯科衛生士人数は、平成24年には平成18年の2倍以上の人数になっており、子育てを終えた世代の歯科衛生士の復職や、パートや時短正社員など、多彩な勤務形態で働いていることが推測されます。

<就業歯科衛生士における各年代の割合>出典:厚生労働省年齢別就業率グラフ

<各年代別の就業歯科衛生士人数> 出典:厚生労働省
※単位:人

各年代別の就業歯科衛生士人数

ブランク復職歯科衛生士、ベテラン歯科衛生士の求人状況はどうなの?

ベテランを求める歯科医院の求人もたくさんあります

募集に年齢制限があったり、ブランクのある歯科衛生士を敬遠する歯科医院があるのは事実です。背景には他のスタッフの年齢層とバランスであったり、歯科医院の忙しさへの対応力、育成環境、、その理由は様々です。

しかし、復職される歯科衛生士を歓迎してくれる歯科医院もありますし、ブランクのある歯科衛生士をまずは勤務時間の短いパートタイムから復職させてくれる等、 無理なく復職できるように考慮してくれる歯科医院もあります。

若い歯科衛生士よりも経験豊富なベテラン歯科衛生士を希望する歯科医院もたくさんあります。

ブランクが不利になりづらい歯科医院の求人とは?

一般的に、ブランクの歯科衛生士さんは職場に慣れ、業務のカンを取り戻すのに少し時間がかかる可能性があり、その点は歯科医院にとって採用に慎重になるポイントの大きなものとなっています。

ある意味、新卒の歯科衛生士さんの採用にも似たものがあるかもしれません。

逆に言うと、その点において懸念が少ない歯科医院であれば、ブランクは不利に働きづらいといえるでしょう。

勤務している歯科衛生士の人数が多い大規模歯科医院や、育成ノウハウやマニュアルがしっかりしているチェーン歯科医院などはその代表例であると言えるでしょう。

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就職・転職に不利になるブランク期間は?

不利になるブランクの長さ

【ブランクがあきすぎると就転職が不利に】

実際に、どのくらいブランク期間があいてしまうと就職・転職に不利に働いてしまうのでしょうか?

どのくらいの期間を気にするのか、あるいは採用を見送ってしまうのかというのは、歯科医院それぞれの判断ですので一概に言うことはできません。

しかし、多くの歯科医院では10年前後のブランクであればそれだけを理由として採用候補から除外するということはしないでしょう。

15年、20年と空いてしまうと敬遠する歯科医院も増えてきますが、「求人が全然みつからない!」という状況にはなりづらいでしょう。

そうはいっても、例えば1名の採用枠にブランクがない歯科衛生士も応募している状況では、ブランクの存在が不利に働いてしまうこともあります。

下記のポイントなどに注意して、少しでも不利な状況をなくせるようにしましょう。

ブランク復職歯科衛生士、ベテラン歯科衛生士の就職活動で注意したいこと

就職活動の注意点

【ベテラン歯科衛生士が注意すべきこととは】

ブランクがあったり年齢が高めの歯科衛生士さんが転職活動をする場合に、いくつか注意すべきポイントがあります。

経歴・経験などを端折らず伝える

歯科衛生士として経験が長かったり、多くの歯科医院などで働いていた場合、履歴書や面接時の経歴説明があいまいであったり、不十分になってしまうことがあります。

本人としては重要ではなく感じたり、記憶が曖昧なので仕方がないと思っても、採用する側の院長が気になってしまう場合があります。

説明などが端折られていたり、辻褄があっていなかったりすると、相手は思いのほか不安に感じてしまうため、しっかり経歴を振り返って正しく説明しましょう。

考えが柔軟であることをアピールする

歯科医院の院長先生が、ベテランの歯科衛生士さんを採用して一番苦労するのが、「前に勤めていた歯科医院ではこうしていた」と、以前の職場のやり方に固執して、新しい職場の仕事のやりかたに順応できないケースです。

「郷に入れば郷に従え」という言葉がある通り、新しい職場ではそこの流儀に従わなければいけません。
以前のやり方に固執せず、柔軟に対応するつもりがあることをしっかりアピールしましょう。

謙虚な姿勢を示す

キャリアや年齢を重ねていくと、時として応募先の歯科医院の院長先生が年下というケースも起こります。

実際に、50歳以下で開業している歯科医師さんはザラにいますし、もちろん40歳以下で開業している歯科医師さんもいらっしゃいます。

開業医(院長)に限るともっと上がるとは思いますが、歯科医師の平均年齢は43.5歳、もっとも多い年代は40代だそうです。

そういった場合に、つい言葉遣いが少し丁寧でなくなってしまったり、謙虚さが少し影を潜めてしまうことがあります。

本人に悪気がなくても、失礼だと感じられたり、不愉快に思われてしまうと、そこでの就業のチャンスは限りなく小さくなってしまいます。

また、就業中においては、患者さんとの接し方についても同じことが言えるでしょう。

面接で関係のない話や長い話をしすぎない

若い歯科衛生士さんは、面接の際に緊張してカチンコチンになってしまう方も多いですが、ベテランの歯科衛生士さんになってくると、人生経験も豊富となり、あまり緊張しないというお話も伺います。

それ自体はむしろ良いことなんでしょうが、ついつい面接中に話が脱線したり、気持ちよく長話をしすぎてしまうことも。。。

本人としては楽しく面接が盛り上がったつもりでも、実は印象がよくなく、不合格、ということもありますので、面接の際には聞かれたことに正しくコンパクトに答えるという意識が必要です。

ブランク期間や職歴について、しっかりと合理的な説明をする

子育て等で何年も、場合によっては10年以上もブランクがあくという歯科衛生士さんもいます。

実際問題として、何年何月から何年何月までがブランク期間だったのか、自身でもあまりよく覚えていないという歯科衛生士さんもいるでしょう。

しかし、面接で「はっきり覚えていない」と言われたり、履歴書の記載があいまいであったりすると、雇う側の歯科医院としてはやはり不安に感じるものです。

どれくらいの期間において、どのような理由でブランクになっているのか、またどのようなきっかけで復職をする(した)のか、しっかりと説明できるよう準備しておきましょう。

ブランクがなくても経歴について記憶があいまいという歯科衛生士さんもいますが、こちらについてもしっかりと理にかなった説明を心がけましょう。

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監修者:藤多久仁子

歯科衛生士 (2009年免許取得)

キャリアエージェントとしての勤務経験もあり、歯科衛生士の転職サポート実績も多数。

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