【歯科衛生士の給料】誰か教えて!額面とか手取りとかよくわからない…
【給与明細を見ても内容はよくわからない?】
歯科衛生士の求人をみていると、月給○○万円から、といった給料の条件が書いてあります。
しかし、実際にはいろいろ引かれて、自分の手元にはもっと少ない金額しか入ってきません。
これはいったいどういうこと?よくわからない、という歯科衛生士さんも多いでしょう。
ファーストナビでは、歯科衛生士さんが知っておくべき、「給料の額面と手取り」についてまとめました。
「【歯科衛生士の給料】誰か教えて!額面とか手取りとかよくわからない…」の目次
支給額、控除額、手取り
求人広告に出ている金額は?
転職時等の給料の比較方法
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支給額と控除額
【給料の金額と実際に手に入る金額は違う】
給料には、大きく「支給額」と「控除額」とがあります。
いわゆる給料の「手取り」と言われる金額は、支給額から控除額を引いた金額になります。
支給額
給料として「もらえる分」のことです。
基本給だけではなく、歯科衛生士手当、残業手当(時間外手当)、通勤手当などもろもろの手当も含めた合計の給料の金額です。
「額面」と呼ばれる給料の金額は、この支給額のことを指しています。
控除額
控除額とは、社会保険料や税金などで引かれる金額のことを指します。
額面の給料が同じであっても、どこに居住しているかによって住民税等の金額が変わってきます。
また、所得税は個人それぞれの所得(収入)に応じて決まる、累進課税という仕組が採用されています。
前年度の収入が多ければ多いほど税率が高くなります。
所得という言葉は、年収や収入と同じように考えている方が多いですが、厳密には異なります。
少し複雑になるのでここでは説明を割愛しますが、だいたいの場合においては給料が高ければ所得も高いという関係が成立します。
また、歯科衛生士にとって重要なのは、社会保険料です。
歯科医院は、一般企業や病院に比べて、健康保険や国民年金の加入率が高くありません。
それ自体が大きな問題かと言われるとそうではないケースも多いのですが、勤務先の歯科医院が社会保険に加入していないと、その分控除がされません。
そのため、控除額が少なく、額面に対して手取りが高くなるのですが、自身で国民健康保険や国民年金に加入し、保険料や年金などを納めなくてはなりません。
手取り
手取りの給料というのは、支給額(額面)から控除額を引いた金額の給料です。
実際に歯科衛生士さん個人に振り込まれる(場合によっては手渡される)金額のことを指します。
支給額、控除額、手取りの関係性
支給額、控除額、手取りの3つの関係性について、図で示すと、以下のようになります。
【それぞれの言葉の関係性】
求人に出ている給料の金額は手取りではなく額面
【同じ額面でも手取りの金額は人によって変わる】
歯科衛生士の求人広告などに出ている給料の金額は手取りではなく額面です。
厳密にいうと、時間外手当や通勤手当など、求人広告には掲載されていない手当も額面の給料には含まれますので、額面+αと言うべきかもしれません。
手取りで比較したいと思われる歯科衛生士さんもいるでしょうが、手取りの給料の金額は、その人の前年度の年収や居住地などによっても異なるため、現実的に、入職前に手取りの金額を提示するのは難しいのです。
給料の比較は額面の金額で
転職を検討する際には、給料が上がるか下がるかは手取りの金額ではなく、額面の金額で比較しましょう。
なぜなら、応募先の手取りの給料の金額を事前に把握することはおそらくできないからです。
ですので、毎月銀行口座に振り込まれる金額ではなく、給与明細に記載された「支給額」の金額を把握し、応募先の求人の給料額(記載されている基本給+手当)に記載されていない手当(通勤手当や時間外手当)を加えた金額で比較しましょう。
もしくは、給与明細の支給額から時間外手当と通勤手当をマイナスし、求人広告などに出ている給料の額と比較してもいいかもしれません。
【ポイントは「額面の金額」で給料を比較すること!】
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