求人に応募する歯科衛生士の年代別アピールポイントまとめ
【年代や経験にあった自己アピールを】
歯科衛生士は人手不足で、多くの歯科医院は歯科衛生士の獲得に苦労しています。
そのため、歯科衛生士は「就職・転職に強い」、「求人をある程度選ぶことができる」という状況になっています。
しかし、当然ながら人気がある求人には応募が殺到しますし、「どこかには就職できる」としてもどの歯科医院に応募しても内定がもらえるわけではありません。
どこの歯科医院に就職・転職するかは歯科衛生士にとっては一生を左右する重要な問題です。
しっかりと面接等の選考で自分自身をPRして、希望の歯科医院の内定をもらいたいですね。
ファーストナビでは、歯科衛生士さんにオススメの「年代別アピールポイント」についてまとめました。
「求人に応募する歯科衛生士の年代別アピールポイントまとめ」の目次
- 20代の歯科衛生士のアピールポイント
- 30代の歯科衛生士のアピールポイント
- 40代の歯科衛生士のアピールポイント
- 50代以上の歯科衛生士のアピールポイント
- 「求人に応募する歯科衛生士の年代別アピールポイントまとめ」の関連コンテンツ
【20代】とにかくやる気をアピール!
【能力よりも意欲をアピールするのが効果的】
もちろん、まったくの新卒(未経験)なのか、ある程度経験を積んでの20代なのかによってアピールポイントは異なってきます。
基本的に20代(特に前半)は、「こういうことができます!」、「こんな経験があります!」という『即戦力アピール』よりも、「一生懸命頑張ります!」、「わからないことは勉強します!」という『やる気アピール』の方が好感をもたれるケースが多いように思います。
しっかりと経験があり、スキル等にも自信がある場合には、もちろんそれも併せてアピールすれば効果的です。
【30代】経験・スキルをアピール!
【経験やスキルをなるべく具体的に説明しよう】
30代となってくると、子育て等で長いブランクがある場合などを除き、ある程度は経験やスキルが身についてきます。
- 今まで勤めていた歯科医院の患者層
- 多く取り扱っていた疾患、治療等
- 業務として多かったこと(アシストが多かったのか、メンテナンスが多かったのか、など)
- どれくらいの時間でどれくらいの患者(数)に対応していたのか
などをしっかりとアピールすることで、歯科医院側としても、何をどれくらいお願いできそうな歯科衛生士さんなのかのイメージが湧きやすくなります。
【40代】長く、腰を据えて勤務することをアピール!
【歯科医院はどんな歯科衛生士を望んでいる?】
40代になってくると、30代と同じく、経験やスキルもしっかりアピールしたいところではありますが、もう一つ、「長く働くつもり」という点もアピールしたいところです。
歯科衛生士さんは離職率が高く、歯科医院も歯科衛生士の定着には頭を悩ませています。
すでに長期間の勤務実績があれば、それだけでも十分なアピールポイントになります。
また、年代によらず家庭環境はさまざまではありますが、例えば子育てがすでに落ち着いている、家族の転居の予定がない、など、「長く働いてくれそう」、「定着してくれそう」と思ってもらえそうなポイントがあれば、積極的にアピールしていくべきでしょう。
【50代以上】謙虚さや人柄をアピール!
【経験が豊富なほど謙虚な姿勢が重要!】
50代以上のベテラン歯科衛生士は、自慢できるような経験やスキルをもった方もたくさんいると思います。
しかし、歯科医院にとって、ベテランの歯科衛生士に対する不安要素は「新しい歯科医院のやり方に順応できるだろうか」、「他のスタッフとうまくやっていけるだろうか」といったところが大きくなってきます。
逆に言えば、いかに経験やスキルを評価してもらえても、「この歯科医院のやり方に順応できなそう」、「他のスタッフとうまくやっていけなさそう」と思われた場合には、採用を見送られてしまう可能性が高くなってしまいます。
実際に、「新しく雇ったベテラン歯科衛生士は前のやり方に固執して、ウチでのやり方で仕事をしてくれない」、「年下の上司とうまくいっていない」、「プライドが高く注意しても聞いてくれない、やり方を改めない」と悩む歯科医院も少なくありません。
「いろいろな歯科医院でいろいろなやり方を経験しているので、貴院の方針に従って業務ができます。」
「年下を含め、どんな年代の方ともうまくやっていけます。」
などといったアピールができるとよいですね。
また、ベテラン歯科衛生士については、「バリバリ仕事ができそうなタイプ」というよりも「穏やかで物腰が柔らかそうなタイプ」の方が好感を持たれやすい傾向があるようです。
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