【歯科衛生士=マスクのイメージは世間でも強い】
ほとんどの歯科衛生士さんは、仕事中はほぼずっとマスクを着用しています。
歯科衛生士さんにとっては当たり前のことかもしれませんが、患者さんや歯科衛生士の資格取得前の学生さんなどは、「なぜだろう」と思うことも多いようです。
中には、「どうしてマスクをしているんですか?」、「マスクを外してみてくれませんか?」などといった質問や要望を受けたことがある、という歯科衛生士さんもいるようです。
こんな質問を受けた際に、しっかりと回答ができるように「歯科衛生士とマスクについて」おさらいをしてみましょう。
「歯科衛生士はどうしてマスクをしているの?外すこともあるの?」の目次
どうしてマスクをしているの?
マスクを外すのはどんなとき?
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マスクをする理由やメリットとは?
【なぜ、歯科衛生士はマスクをしているのか】
感染症予防のため
歯科衛生士が仕事中にマスクをする理由で最も一般的かつ重要なことは感染症の予防でしょう。
ほとんどの歯科衛生士は、マスクをする理由を質問された際にはまずこのことを回答すると思います。
歯科医院では、患者の唾液や血液に触れてしまうリスクがあり、直接触れる手についてはゴム手袋等で予防をしています。
飛沫からの感染については、マスクをすることで予防をしています。
肝炎やエイズなどだけではなく、風邪などもしっかり予防する必要がありますね。
また、歯科衛生士自身が風邪をひいていることもあるでしょうから、自分自身から患者や周囲のスタッフへの感染を予防する効果もあります。
患者の口臭予防効果
歯科医院の患者にもさまざまな人がいます。
直前に臭いの強いものを食べた人もいれば、歯磨きが不十分な人、歯周疾患や内臓疾患によって口臭が出てしまう人もいます。
そういった患者さんの口臭を至近距離で嗅がざるを得ない状況もありますので、マスクによって予防を期待する部分もあるでしょう。
特に臭いが気になる場合には、マスクの中にガーゼやティッシュを入れて効果を強めたり、マスクの中で鼻栓をすることも、という話も聞くことがあります。
花粉症対策
花粉症などのアレルギーがある場合、マスクをしていることで症状を抑えられる(程度は人によるでしょうが)ということもあります。
歯科医院はひっきりなしに外から患者が入ってきますので、室内(医院内)であっても花粉を感じてしまう歯科衛生士は少なくないでしょう。
花粉症シーズンであれば、歯科衛生士に限らずマスクを常備している人は多いですよね。
美人に見える?
ある意味失礼な話ですが、マスクをしていると美人に見えるという意見もあります。
見えない部分があることが想像力をかきたてるのでしょうか。。。
マスクを取ることもある?
【逆に、歯科衛生士がマスクを外すときとは?】
さて、歯科衛生士はどんなときにマスクを外しているのでしょうか?
話をするときには外す
患者さんと話をするときにはマスクを外す、という意見が多くみられました。
マスクをしながら話すことが失礼だと感じる人がいる一方、たんにマスクをしながら話すと相手が聞き取りづらいため、という合理的な意見もあります。
受付にいるときは外す
受付など、いわゆる歯科衛生士業務から離れているタイミングでは外している、という歯科衛生士もいます。
これは勤務先の歯科医院が、どの程度こういった業務を歯科衛生士にしてもらっているかによって変わってきそうですね。
まったく外さない(ずっと着けている)
つけたり外したりするのが面倒なのでずっとつけている、という歯科衛生士も少なからずいるようです。
何時間かおきに取り換えるのでたくさんのマスクが必要、という歯科衛生士もいれば、一日中ずっと同じマスクを着けているという歯科衛生士もいるようです。
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