歯科衛生士なら知ってて当然?歯科の健診と検診について
【「健診」と「検診」は一緒じゃないの?】
歯科衛生士をはじめとする医療従事者の中でも、ついついこんがらがってしまう「健診」と「検診」。
言葉の違いについても、自信をもって説明できる歯科衛生士さんはあまり多くないのかもしれません。
また、あまり一般的ではないものの、「ケンシン」で働いている歯科衛生士さんであったり、「ケンシン」の募集求人の話を聞くこともあります。
いったいこの場合は健診なのか、検診なのか、そして歯科衛生士にとって業務の違いなどはどのようになっているのか。
健診と検診の違いについてや、歯科衛生士の健診求人、検診求人などについてまとめました。
「 歯科衛生士なら知ってて当然?歯科の健診と検診について」の目次
歯科健診と歯科検診って何が違うの?
歯科衛生士の求人状況は?
「歯科衛生士なら知ってて当然?歯科の健診と検診について」の関連コンテンツ
歯科健診と歯科検診の違いは?
【健診と検診はどう使い分けるのが正解?】
実は、健診と検診という言葉の違いについては、法律的に何かが決まっているというものではありません。
しかし、一般的な使い方としては以下のように使い分けられています。
健診とは
一般的には、「健診」とは健康診断の略称となります。
健康状態や病院のリスクを判断したり、病気を早期発見するために医師が診断を行うことをさします。
健康かどうかの診断=健診ということですね。
そのため、体全体の健康状態についての検査をさすことが多いのですが、歯科の業界では「口腔内全体」の健康状態をさす際には「健診」という言葉を使うことが多いようです。
検診とは
一方、検診とは特定の体の部位や病気などに対して、検査を行い、診断することです。
歯科の業界においては特定の疾患に対しての検査を行う際に使われます。
口腔がんや歯周病などの検診、という使われ方ですね。
実際には歯周病だけを診て虫歯の有無を診ないというケースもあまり多くはないでしょうから、歯科については「健診」という言葉の方がより多く使われているようです。
歯科衛生士の健診・検診求人はある?
【健診・検診の求人を希望する歯科衛生士もいるが。。。】
歯科健診・歯科検診に積極的な歯科医院は増加傾向
医療全体にも言えますが、歯科領域についても予防の意識は高まりつつあり、歯科健診・歯科検診を受けるという人は増えてきています。
それにより、歯科健診・歯科検診に積極的な歯科医院も増加していると言えます。
そのため、健診・検診に携わることのできる歯科衛生士求人という意味では求人は少なくないと言えるでしょう。
歯科健診・歯科検診だけに絞ると難しいことも
しかしながら、歯科健診・検診ばかりを行っているという歯科医院はあまり多くはないでしょうから、「健診・検診のみ」の歯科衛生士求人という意味ではかなり珍しい求人であると言えます。
「健診・検診のみ」にこだわり過ぎるとかえってよい求人に巡り合えなくなってしまう可能性もありますので、「健診・検診により多く携わることができる」という考え方に就職・転職に関する希望を変えていく方がよいかもしれません。
「歯科衛生士なら知ってて当然?歯科の健診と検診について」の関連コンテンツ
- 私の県は全国何位!?歯科衛生士の給料・年収ランキング
- 歯科衛生士のための歯科用語一覧
- 【保存版】歯科衛生士の履歴書、書き方の注意3点と8つのポイント!
- 人気の「病院歯科衛生士求人」。私も病院で働けますか?
- 歯科衛生士がハローワークを利用して転職を検討する際に注意すべきことまとめ
★ ファーストナビは歯科衛生士のお仕事紹介実績No.1!
登録して【ファーストナビ歯科衛生士限定】非公開求人を受け取る